配送員の良いところ、悪いところまとめ【長所・短所】

こんばんは!元配送員・現営業マンのあのアラタ@anoarataです

今回は配送員として働く上での■良いところ■悪いところをまとめました

これを読んで配送辞めようか悩んでる人が

●思いとどまったり、辞める後押しになったり

また、これから諸事情で配送業界へ足を踏み入れることになりそうな人が

●やってみよう!と思うか、やっぱりやめとこ・・。ってなる

そんな判断の基準になればいいかなと思います!

ちなみに配送会社のソースは

生協(生活協同組合)
クロネコヤマト
佐川急便
日本郵政(郵便局)

で話していきます。

 

配送員の良いところ 給料が高い

結構もらえます!ぼくが生協で25以上もらってました

クロネコヤマト佐川だったらそれ以上ですね。

むしろ給料高くないと誰もやらないと思います…。

ただ、郵便局の配送は安いです

手取りで15前後 これだけだと家庭のある人だとキツイですよね

が、郵便局はサービス残業がありません。元は国家公務員の大組織ですので、コンプライアンスがしっかりしています

更に

郵便局は非正規でも手当がもらえる流れになってきています。

配送員って実はほとんど非正規です

寸志レベルのボーナス(0.5ヶ月)はありますが各種手当はありません。配送手当というのが給料に加算されるのみです。これがぼくの働いてたところで月2万もらえました。

東京の生協は基本給が高いので配送手当は元からありませんでした。

配送員(生協)のよいところ お客さんから色々もらえる

これは生協の配送に限ってなんですが、毎週同じルートで配送するのでお客さんと顔なじみになり、色々もらえるようになります

夏場なんて500mlのペットボトル飲料を1日で10本くらいもらえます。

ぼくはシャンパンを1本まるまるもらったこともあります

お菓子もたくさんもらえます。そういう、給料+αの面があるのが生協の配送です

 

配送員(生協)の良いところ やり甲斐がある

ワタミの社長じゃありませんが(笑)

生協はやり甲斐があります。生協の場合、食品配送がメインで買い物難民と言われる年配の方がお客様に多いんです。

買い物難民とは

従来型の商店街や駅前スーパーといった店舗が閉店することで、その地域の住民が生活用品などの購入に困るという社会問題、またはその被害を受けた人々を指す
wikipediaより

なので、配送に行くとめっちゃ感謝されます。

「いつもありがとうね」

なんて言葉をかけてもらえます。1日何回も直接お客様から笑顔でありがとうを言ってもらえる仕事ってあんまないんじゃないかなと

そういった面で、「あ、俺良いことしてる」みたいな実感を毎日のように得れます。

なのでとてもやり甲斐がありますね!

 

配送員の悪いところ 時間指定

さていよいよ悪いところです。悪いところの方がいっぱいあります、倍以上あります。だからみんな辞めるんですけど

お客さんが時間指定で荷物を届けて欲しいと希望を出した場合、配送員は最短ルートでその日を周ることができません。

A地点、B地点、C地点があるとします。こんな感じ

A-BーC

A地点を配送し、Bに向かう前にC地点の時間指定があればいったんBを飛び越してCへ向かい、その後Bへ戻る・・というような感じです

要はたくさんある荷物を効率よく配送することが出来ないんです。これ、結構ストレスです

更に時間指定されてるのに不在の場合とかあります。この時のストレスは高レベルです

ぼくは夜6:50~夜7:00というわずか10分の時間指定のお宅に6:55に行ったら不在だったこともありました

 

配送員の悪いところ 不在の場合は再配達

前章の続きとなりますが、本人確認やサインの必要な配送物の場合、不在だと再配達となります。

1日の配送で同じ場所へ戻るんです。行ってもまた不在のことも多々ある。このストレスはヤバイ。

自分のペースで動けないとストレスは加算されます。時間指定と不在再配達はまさにそれ

自分のペースが崩される元凶です。記事書いてて現役の人を応援したくなってきた。がんばれ配送員!

 

配送員の悪いところ キツイ

ヤフーオークションができ、Amazonができ、そして今はメルカリ・ラクマ・フリルに代表されるフリマアプリが一般に普及したことにより

配送員の運ぶ荷物の量は激増!!!

2002年から比べると1.5倍近くも増えているんです。これこそが配送の闇ですね。。

この余りにも多い配送量のおかげで皆辞めていくんです

ちなみに生協は独自カタログからの注文なので、この影響はありません。でも1日60~80件は回ります。

 

配送員の悪いところ サービス残業

18時になったら配送中でも一度センターに戻ってきてタイムカードをピッ!

と切る。退勤したことにしてまた深夜まで働き続ける

どいつもこいつも狂ってやがる・・・!

ウチの会社にくる某S川さんの配送員は繁忙期は毎日15時間働き、残業代は出ないと言ってました。これ人口19万人割ってる山梨のぼくの住んでる市での話です。

15時間って・・。

もっと人口多い都市はどうなるんやろ・・

ゾっとしますね

ちなみにぼくは東京の生協の時でも14時間

もちろん翌日もふつうに朝から出社

郵便局は労働組合がちゃんとしてるので残業代でます。ここは本当にさすがです

配送員の悪いところ 休みが少ない

ありません

月の休みは8日以下。休めればもうけもの。休めません

配送員の悪いところ カチアゲ

カチアゲとは

エレベーターの無い団地などの5階や6階に重い荷物を持って階段を駆け上がる

ことを言います

これでみんな腰を壊します。ぼくは腰にコルセット巻きながら休みの日は腰の治療を受けに行きながら働いていました

荷物が多い時は1件に2往復、不在の場合は再度カチアゲ

もう超絶ツライです。体力に自信の無い方にはオススメしません

配送員の悪いところ(生協・郵便局) ノルマがある

毎週、旬の食材やその時生協が売りたいものを一定数売ってこなければなりません。

目標値を達成できない場合、配送から帰ってからお客さまに電話がけして注文をとります。生協は配送の後に営業活動もしなければなりません。

更に生協は「共済」という保険があります。配送員はこの保険も売らなければなりません。

保険を売るのだから当然勉強もしなければならないし、毎週の食材のノルマの時もその食材の勉強会があります。配送後にサービス残業扱いで。

更に新規のお客様を増やす為のふつうの営業のノルマも生協の配送員にはあります。

もう、どんだけ働かせるんだよと

 

郵便局の場合はバイク便の配送員は年賀状のノルマがあります。このノルマがきつくて自殺した人もいるほど。かなり問題になっていますよね。

自爆営業といって自分で年賀状を買ってそれを金券ショップやネットで売る人もいます。それほどにキツイ。

 

以上がぼくの知りうる限りの配送の現状です。

もし配送辞める、配送業界へ行かなければならないという人は郵便局の四駆、ゆうパック便の仕事をオススメします。1番マシです。

生きてくことは大変だけど、楽しいこともいっぱいあるので

がんばって楽しく生きれるよう工夫していきましょう!!!

それではまたっ!

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