どうも、歌舞伎町ナンバー1ホストクラブTOPDANDY本店の元ホスト、あのアラタ@anoarataです。
ホストというのは、それはそれは大勢の女性と接する機会があるワケですが、中にはありえない言動をする人がいます。
その割合は決して低くはなく、例外なくぼくもこれまでお客様のトンデモ言動を体験してきました。
今回は、そんなホスト時代のエッジの利いたお客様たちのありえない言動をご紹介しようと思います。
ヤッてないよ!?
ぼくが勤めていたTOPDANDYというお店は、店外で客を見かけたら即・担当ホストに報告する決まりになってる。
そうして、自分の客がいつどこで誰と何をしているか、なるべく把握できるようにしてるんだ。
というのも、ホストへ来る客っていうのは大体他のホストクラブにも通ってる。
なので、その通う割合が自分の店より高かったりしたらその客への店外サービスを厚くしたりしてなるべく自分の店へ通ってもらえるようにしたり。
そういったことを徹底するため、客を店外で見かけたらすぐに報告する決まりになってる。なのでお店の同僚ホストの連絡先は全員が共有してる。
前置きが長くなってごめん。<(_ _)>
今回は、ぼくの客が店外でTOPの同僚ホストに見かけられて、連絡が入ってきた時の話。
その時のぼくへの報告は、ぼくの客が手つないで男とラブホに入っていったっていう連絡。即電話するも、もちろん出ず。
※ちなみにこういった連絡はどのホストでもしょっちゅうある。一種のホストあるあるです
数時間後、客から折り返しの電話がかかってくる。
「あ、~~君?電話くれたみたいなんだけどどーしたの??」
「お前男とラブホ入ってったろ。ウチの従業員が見かけたってよ。」
「ヤってないよ!?」
「……(え?)」
「ホテルには行ったけどヤってないよ!?一緒にいたのはスカウト!ホストじゃないし!」
。。。なわけねぇーーだろ!!
20代の男女が!
手つないで!
ラブホ入って!
ヤらねーわけねぇーーだろ!
でもホストは客を問い詰める時に必ず逃げ道をいっこ作っておいてあげる。そうしないと相手をフって関係終わりという形になっちゃうからね。
なのでこういう時も
わかった信じる。でも~~ちゃんが他の男とホテル行ったのは悲しい。だから今日会いに来て欲しい。お互いギスギスしたままはイヤだよね?
的なことを言って許すワケです。相手の粗相(そそう)を「貸しひとつ」にして優位にたつようにします。
ちなみにこの相手のミスを許し、その後の立場を優位にするというのは別にホストと客じゃなく普通の男女間でもできることだよ。
まあこんな生々しい粗相じゃなくて普通に許せる内容であればだけど。
またホスト時代のエピソードを思い出したら書きます。
それではまたっ!