こんにちはアラタです
突然ですが、アナタはこれまでやったバイトでどれが１番ラクでした？
ぼくは20代のころやった漫画喫茶のバイトが人生で１番ラクでした
バイトしてた頃は色んなお客さまとの出会いがあり
その中でも雑誌にでたことを自慢してくる客と自作のラップの歌詞を紙に殴り書きして忘れていってしまった客の話をしようかと思います
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雑誌にでたことを自慢してくる客
マンガ喫茶にはファッション誌をメインに雑誌も置いています
あるお客さまが来店したとき、入店手続きの途中にレジ横の雑誌を手に取り、おもむろにページを開き
「これ、オレ」
と、見たこともない程のドヤ顔で言ってきました
まゆ毛はキュウと八の字に下がり、デコジワを寄せ、目は見開き、鼻の穴が拡張していました
（あ！この人ホメて欲しいんだ！）
瞬時に悟ったぼくは、えホントですか凄いですね！モデルの方ですか？？と大げさにリアクションした事をおぼえています
僕の反応に、彼はとてもとても満足そうでした
確かzipperという女性ファッション誌だったと記憶しています。そのストリートスナップにちょこっと載ってる男性がその客でした
雑誌に載るのはスゴイなと思いますが、それを自己申告してくるのも中々スゴイなと思いました。きっと相当嬉しかったんでしょう
自作ラップの歌詞を忘れていったZeebraみたいな客
ラッパーの人って見た目と雰囲気でわかるじゃないですか
バンダナ巻いてるかキャップ被ってオーバーサイズの服着てユラユラ左右に揺れてるような
普通に話してても英語チックな舌巻いた発音で喋ったり
yo! チェケラー! と何かにつけてチェックしたがるのでものスゴク几帳面な人たちなんだろうなと勝手に思っています。完全な偏見ですが
自作のラップ歌詞のメモを忘れていったお客さまも、正にそんな感じの見た目でしたので
「え Zeebra？？？？」
と来店したとき二度見しましたが、まさか山梨にいるハズないので確認はしませんでした
ただ、MCバトルくらいは挑んでもよかったかも知れません（強気
自作ラップの歌詞の内容
自分の書いた歌詞を忘れて赤の他人に見られるってめっちゃ恥ずかしいですよね
逆に見る方はめっちゃ楽しいと思います
僕は幸運にも見る方にまわれた話です
その歌詞は、とにかく「オレ」がめっちゃ登場する歌詞でした
これだけ伝えても意味わからないと思います。うろ覚えですが歌詞の一部を書き出します
この暗い世の中 照らす オレ登場
お前らのHERO オレ登場
徹子の部屋に オレ登場
エエイアア 君から オレ登場
yea-
書いてて何故かぼくが恥ずかしくなってきました。確かこんな歌詞で、文末は全てオレ登場だったのは覚えてます
しばらく自作ラップの歌詞のメモは店内に保存し、Zeebraライクな彼が再来店するのを待ちました
が、僕が漫喫のバイトを辞めるまでに再び彼がオレ登場することはありませんでした。残念です
おそらく自作ラップを忘れた店には行きたくなかったのでしょう
あとは
・店の入り口で堂々とナンパする客
・ＡＶがヘッドホンから音漏れしてる客
・明らかにヤ〇ザの様相なオジサマが週４で通ってくる
などなど、色々なお客サマが来てとても楽しかったです
僕の働いていたマンガ喫茶は地元の田舎でヒマな時間も多く
空いてる時はマンガも読み放題で楽園でした
もし個性的なお客サマに接客したかったり、楽なバイトしたいって思っているなら
マンガ喫茶はとてつもなくオススメです
アナタも素敵なバイトライフで、楽しいひと時をお過ごしください
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