最近少女マンガばかり読んでるあのアラタ@anoarataです、こんにちは
今年、かなりの数の少女マンガを読んだのですが、その中で3D彼女(リアルガール)という作品が抜群におもしろかったので、感想をかいてみようと思います。
ちなみにハマり過ぎて、1度最後まで読んだあとに連続で3回読み直してしまいました。こんなに一気に読み返した作品は初めてです
では、さっそく3D彼女(リアルガール)の感想を書いていこうと思います
目次
3D彼女はセリフが少ない。美味しんぼの100分の1
この差よ
3D彼女(リアルガール)という漫画は、とてもセリフが少ないです。1ページに一言か二言くらいしかありません。下手したら会話の途中までしかありません
「あ」 「え?」 「はっ?」
これでおしまい。1ページ1秒で読めます。秒速で1憶ページくらい余裕で読み進められますね
文字量だけなら絵本ともはや変わりません。
つまり、テンポ良く早く読み進めることができます。他の少女漫画だったらまだ2巻くらいしか読み終わらない時間と労力で、3D彼女の場合は5巻くらいまで読むことが出来るということです
長ったらしい文章を読まされるより、ここまで台詞をブラッシュアップしてくれるといっそ清々しいというモノ。すごく気軽に読めるんですよね
でも何が凄いって、こんな少ない台詞なのに物語がちゃんと成立してるコト。これは作者の構成力がスバラシイから成せる、匠の技でしょう
僕がこれまで読んできた少女漫画の中で、3D彼女は読みやすさナンバー1の作品でした
3D彼女はイライラ展開がない。むしろスカッとする
もう本当にね、少女漫画ってどうしてあんなモヤモヤする展開が必ずあるの?って思うんですが
読んでてイライラすることが多いんですよね。例えば
①ヒロイン、男Aに告る→フラれる
②男B(イケメン)に告られ付き合う
③とたんに男Aから言い寄られる
④迷った末、BをフりAと付き合う
⑤Bは哀しそうに微笑みながら、ふたりを祝福する
⑥めでたしめでたし
この展開多すぎィ!
イヤもう最初から男Aはヒロインをフるなよと
男Bの当て馬感ときたらもう目も当てられない。ヒロインと男Aにイライラしまくり!!
※けして「ヒロイン失格」の悪口ではありません
余談ですが、自分的に少女マンガ史上、最高にイライラしたのは不思議遊戯のヒロインです。イケメンの鬼宿(たまほめ)が
「いいな、ひとりで行くなよ?やるなよ?お願いだから、約束したよな?」
と何度言っても
「ごめん鬼宿…私行かなくちゃ!」
→敵に捕まる→鬼宿に助けられる
これをいったい何度やるんだよと。鬼宿のフリに乗らなくていいから。少女マンガなのにあたかもダチョウ倶楽部のような展開に、何度イライラしたことか
でも分かってます。女性はやるなよという事をやって、それでも許してくれる男性を求めているんだということは
女心は全て少女マンガが教えてくれました。少女マンガ最高
話が飛びました
しかし、3D彼女にはこういったイライラした展開が皆無。ちょっと最初にヒロインの五十嵐さんにビッチ疑惑がかかるけど、それも序盤だけ
それどころか、胸がスカッとするようなシーンさえあります。主人公の男をバカにする同級生をヒロインが返り討ちにするシーンなど。つまり読んでて気持ち良いんですよね
つまり、終始気持ち良く読めることができるマンガということです。読んでて疲れないんだよね
3D彼女はビッチ系ヒロインが恥じらいあって可愛い
ヒロインの五十嵐色葉(いがらしいろは)は派手系ギャルなんだけど、彼氏に部屋で迫られると途端に顔を真っ赤に染め、恥じらいの乙女と化します
これは…可愛い!
なんていうか、ヤンキーが真面目に掃除してるとモノスゴク良い事してるように見える的な。ギャップですよね
見た目ギャルでビッチという噂をたてられまくってるヒロインですが、実は男に耐性がないというギャップ
少女漫画なのに少年漫画のような設定の女子ですよね。ちょっと狙ってるかな。でも好き
3D彼女は最後だけ本当に惜しい
ココはネタバレになってしまうので、具体的な内容は控えるんですが、3D彼女(リアルガール)は、最後だけはちょっと…いやかなり惜しかったかなー!と個人的には思うんですよね
そこで昔流行った携帯小説みたいな展開くるかー!あーもう!みたいなね
この最後の怒涛の展開が知りたい人はkindleでなら今から2秒あれば真実を知ることができる。いい時代になったよね▼
まとめ
3D彼女(リアルガール)は
・セリフ少なくてテンポ良く読める
・読んでてイライラしない。むしろスカッとする
・ヒロインギャップあって可愛い
・最後だけ惜しい!!!
という漫画です。基本、映画化までいく少女マンガってハズレが無いから3D彼女も読んで絶対後悔しないと思います!
ぼくの中でここ数年で1番おもしろい少女漫画でした!
(ちなみにもう1つ同率1位のマンガがあります。センセイ君主 です。また機会があれば紹介します)