世界一受けたい授業で紹介「頭に来てもアホとは戦うな!」を要約&レビュー

あのアラタです。こんばんは。

先日、本屋に行ったら頭に来てもアホとは戦うな! という本を見つけ、どうしても気になりKindleで購入してしまいました。

こんなタイトルの本を買ってしまう時点で、ぼくが人を見下しがちな性格悪い人間ということがモロバレかと思います。

 

実際ぼくは、こいつアホだなと思ったらそいつを正したくて正したくて仕方なくなってしまう性分なので、この本を読めばアホをスルーできるようになれるかな、と思い購入に至りました。

ではこの本にはどんな事が書かれているのか?アホと戦わずに済むようになれるのか?

その答えはこの本の前半にギュっと詰まっていたので、前半の内容を要約して紹介しようと思います。

 

最初にざっくり言ってしまうと、アホと戦うことがいかにムダかという事が書かれている本です。

 

※ちなみに本の後半は「人たらしになる方法」について書かれていて、直接アホと戦わない方法からは逸れた内容となっているので割愛しました。

 

アホと戦ってしまう人の特徴

まず、アホと戦ってしまう人には共通点があるようです。要は自分よりレベルが低いと思っている人間にムキになってしまう人の特徴ですね。

僕は④以外すべて当てハマっていると妻に言われ、心当たりがあり過ぎて冷や汗をかきました。

 

①正義感が強い

常識や礼儀を重んじ、それに反する人は許せず、相手を正して、負かしてやらずにはいられない人。

②自分に自信がある

自分は絶対に正しい、間違っているのは相手だ、と思っている人。自信があるから、相手を見下しやすい。

③責任感が強い

正義感と似ているが、少し違う。責任感が強いと集団の中で足を引っ張る者が許せず、戦ってしまう。

④プライドが高い

すごく簡単に言うと、馬鹿にされるのが大嫌い。

⑤おせっかい

他人を正しく導いてあげたくて仕方がない人。でも本人からしたら余計なお世話でしかないし、正しい事を言っても嫌われる。

 

 

いかがでしょうか?

この本が気になって読もうとしている人は、ドキッとしたのではないでしょうか。ぼくは本物の占い師に過去を全て言い当てられた時位ドキッとしました。

 

次は、アホと戦うとどうなるのか?についての説明です。

 

アホと戦うと気力体力を消耗する

アホと戦うデメリットについて。

そもそも自分がアホと思っている相手ですから、考え方から価値観から行動原理から、いろいろあなたと違う訳です。

そんな相手と真正面から口論するとどうなるか。経験済みかと思いますが、とても疲れます。気力も体力も消耗し、頭痛がしたりため息を吐いたり。周りに誰かいたらその人たちにも迷惑です。

 

ついでに戦っている最中は、とてもイライラします。アホとの闘いは、かなりマイナスな事が多いと言えるでしょう。

 

アホと戦った代償は気分が晴れるだけ

ではアホと戦うと、どんなメリットがあるのか?

あなたがアホを完全論破したとしましょう。一時的に気分がスッキリすると思います。しかし、ただそれだけです。

散々アホと戦って疲れて、周りにも迷惑をかけて、それで得られるものが一時的に気分が晴れるだけなんて、コストパフォーマンス悪すぎです。

 

つまり、アホと戦っても失うものは多く、得られるものはほんのわずかという事です。

 

アホと戦わない為には自分を見つめる

 

なぜアホと戦ってしまうのか?それはあなたが他人に対して関心を持ちすぎているから。

どうでもいい他人の事はいったん横に置き、自分を向上させる事や楽しむ事に時間と労力を注いでみるとどうなるか。

筋トレ、読書、新しい趣味を見つけたり、家族や友人と楽しく過ごすなど…。世の中にはアホに構っている時間がそれこそアホらしくなる程有益なことはいっぱいあります。

 

そちらに意識の大部分を向けることで、アホと向き合う時間を劇的に減らすことができるでしょう。

アホを相手にしている時間は、あなたの人生で最もムダな時間だと気づくハズ。

 

一度だけアホと戦ってみる

 

それでも私はアホがむかつく!徹底的に論破して、正してやらないと気が済まない!!アイツに自分が間違ってると分からせたい!

こう思う人は大勢いると思います。

それに、どれだけ言葉で物事のメリットデメリットを説いたとしても、実際に自分がやってみて痛い目をみて、アホと戦う虚しさを体験してみないと分からないものです。

一度体験したら、もうアホの事はスルーして、自分自身のために大切な時間を使うようにしましょう。

 

この本のまとめ

 

頭に来てもアホとは戦うな!を要約してみましたが、さらに要約をまとめると

・アホと戦うのは時間のムダ
・アホと戦わない為には、他人に関心を持たず自分に意識を向ける
・一度だけアホと戦い、二度は戦わない

という事になります。

 

感想

アホに時間を使う時というのは、大半の人が仕事中だと思います。なので、アホと戦わない為には自分の為に時間を使う、というのはいささか難しいかなと思いました。

僕的にはアホと戦わないためには「相手に期待しない」という方法が良いかなと思っています。イライラするのは相手が自分の思い通りに動かないからだ、というのが僕の自己分析です。

アホと仕事の話をしなければならない時、最初から冷めた心で臨めば多少はイラつきが抑えられると思います。

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しかしこの本を読めば、「アホと戦うことがどれだけムダか」ということが分かりやすく書いてあるので、どうしても他人が許せないという性分の人には一読の価値はあると思います。

ちなみに書籍で買うよりKindleの方が300円ほど安いので、電子書籍の方がおトクです。

 

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