Uターン転職って色々と不安だな。思い切って地元に戻って後悔しないかな?誰か戻った人で後悔してること公開してないかな?
こういったピンポイントな疑問に答えます。
・Uターン転職で起きた予想外の後悔
・意外と高い田舎の生活費の内訳
この記事を書いている僕は、【32才・スキルなし・資格なし】で東京都新宿区から山梨県甲府市へUターン転職してきました。
なので、30代でUターン転職して後悔することってどんなこと?という疑問を持つ人には体を張ってお答えすることが可能です。
この記事を読めば、あなたは30代Uターン転職者が帰省後に後悔した生の声を知ることができます。
この記事は約4分で読めます。
関連記事:30代Uターン転職してコレは良かった!という事を伝えます
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目次
Uターン転職で後悔しない為にやっておけばよかった2つの事
② 貯金(100万)
この2つになります。
え?Uターンして地元に戻ってきたんだから、もう就職活動は終わってるハズだよね?なんで戻ってきた後にまた転職サイトに登録しないと後悔するの?
こう思いますよね?
その根拠を以下に説明します。
Uターン転職して後悔したのはリスクヘッジしてなかった事
ぼくはまだ新宿にいる頃から、地元の元職場の先輩に口をきいてもらい山梨での就職を決めていました。完全に準備してからのUターンです。
結論からいうと僕はこのUターン転職を辞退しました。
片道15分の事業所へ勤める予定が、片道2時間の事業所へ配属されることになったからです。
ぼくは嫁を県外から連れてきています。
早々に子どもも作ろうと思っていたのに、肉体労働+通勤2時間は新しい家族を迎えるには余りに不向き。
そして県外から連れてきた嫁を家で孤独にしてしまうと思い、家族と相談した結果、就職を辞退しました。
まさか就職しないという事態になるとは夢にも思っていなかったので、この後どうするのかどこで働くのか、そういった今後の事を一切考えていませんでした。
完全にリスクヘッジしていなかったので、しばらくはバタバタと心身ともに落ち着かない時間を過ごす事となります。
僕はこのような事態になったので、転職サイトへの登録、更に言うならUターン転職に強い求人サイトへの登録をやっておけば良かったなと後悔しました。
ちなみに転職サイトを使わずに就職活動をするとどんな目に遭うか、実際ぼくの失敗談があるので気になる方は下記をどうぞ
関連記事:離職後にアセって再就職した会社がまたブラック企業で失敗した話
Uターン転職するなら貯金100万はしておかないと後悔します
僕はわりと貯金していたので、それが本当に良かったなと思っています。逆に、貯金が100万もなかったらかなり後悔していたでしょう。
なぜ100万円かというと、例えば僕のようにUターン転職して地元に戻って就職しようとしたら、まさかの就職の話が無くなった場合、しばらく収入がゼロになりますよね?
その時の毎月の出費というのが妻と2人で
食費 3万
電気代 0.8万
ガス代 1.5万
水道代 0.5万
スマホ代 0.6万
ネット代 0.4万
ガソリン代 0.8万
計13万8000円です。ここにちょっとした外食など足すと、約15万ほどになります。
更に、国民健康保険料、厚生年金、他税金(×2人分)が足されると、1ヶ月の出費は約20万弱です。
就職活動を急いで、会社を選ばずに働けば直ぐに収入は得れるでしょう。しかし、ちゃんとした会社に勤める為に準備や下調べをしたら、キチンと就職するには1ヵ月以上はかかります。
②履歴書・職務経歴書を用意して
③応募して、少し待って
④面接して、1週間待って
⑤→採用
→落ちたら①に戻る
※履歴書・職務経歴書は会社ごとに志望動機など細部を都度変更する必要があります。
さらに就職できても、その会社からの初給料は遅ければ2ヵ月後です。
ここまで考えると、正直次にお給料もらえるまでって予想外に時間がかかります。なので、最低3ヵ月、余裕を持って5ヵ月くらいは食べていける貯金が必要かなと思います。
なお、前職で残業時間が直近3ヵ月で50時間を毎月上回っていた場合は自己都合退職でもすぐに失業保険がもらえるので、必ず覚えておきましょう。
Uターン転職して地元の生活費がほぼ下がらず後悔
普通、都心から田舎に戻ったら生活費さがると思いますよね?ぼくはそこまで下がりませんでした。なので予想外の出費の多さに後悔しています。
家賃は半分くらいになるんですが、ガス代が高い。高すぎる。
新宿で3000円位だったガス代が、甲府だと冬で15000円を越えます。これは新宿は都市ガスなのに対し、田舎はプロパンガスという謎ガスがシェアを独占している為です。
このプロパンガスのおかげで、家賃を毎月プラス1万されているようなものです。加えて田舎はクルマ社会なのでガソリン代も月4000円~10000円の間でかかります。
そして冬場はストーブを使うため灯油代も月4000円ほど加算され、あれ、東京の時と生活費そこまで変わらなくない?というレベルに達します。
※2023年現在、光熱費は軒並み高騰し、冬場は電気代・ガス代ともに1ヵ月約35000円、電気とガスだけで合計70000円となり家賃を超えました。恐ろしい事態です。
更に水道代も値上がりし、水道代だけでも1ヵ月7500円ほど今はかかっています。
ちなみに自分の住んでるエリアのガスの適性価格はプロパンガス料金消費者協会のホームページで調べることができます。
また、ガスの適正価格を調べられ、切り替え依頼までできるenep(エネピ)という便利なサービスもあります。
似たサービスで、あなたの住んでいる地域の1番安いガス料金を教えてくれる【ガス屋の窓口】というサイトもあるので、2つともチェックしておくと良いでしょう。
※ただし、これらのサービスは戸建てに限定されます。賃貸住宅などでは、ガスの契約は大家さんが行っている為、借主は手続きなどすることはできないので注意です。
このように、生活費はガス、ガソリン、冬の灯油代などの加算でそこまで都心に住んでいる時と変わりません。これは予想外でした。
ですが、田舎の給料は都心勤めより下がります。
・給料は思った通り下がる
これが地元にUターン転職して後悔したことです。
Uターン転職して物件を探す時、そこがプロパンか都市ガスかは絶対にチェックしましょう。そしてプロパンガスの物件は家賃+1万円と考えておくべきです。
収支の管理をするにはマネーフォワードのような会計ソフトを使うのも良いと思います。
Uターン転職で後悔しない為の準備
ぼくのように予想外に就職できないなんてことになった時の為に
●リスクヘッジをしておきましょう。
Uターン転職に強くて有名なDODA(デューダ)というサイトを無料で使い倒すことがオススメです。
スカウトメールが届くので、もし職に困っても自分から次の職場を探さずとも転職エージェントが探してくれた会社を見ることができます。
要は会社探しをDODAがやってくれるということです。これは楽です。
※ただし希望職種を適当に設定すると、メールがたくさん届くのでそこだけは注意です。初期設定はキチンとしましょう。
●結婚してUターン転職するなら貯金をしておきましょう
予想外の事態がおきて就職できなかった時。貯金があれば次の職を調べる時も気持ちに少し余裕ができると思います。
もし貯金が500円とかで今日のご飯代もない、家賃も払えないなんて状況じゃ良い職場を腰をすえて探すこともきません。
焦って仕事さがしてブラック企業だった、なんて状況になったら目も当てられません。ちなみに僕は、正にそうなった事があります。
関連記事:離職後にアセって再就職した会社がまたブラック企業で失敗した話
健康保険や年金、生活費を含めても100万あれば無収入でも4~5ヵ月は大丈夫でしょう。その間に再就職できれば勝ちです。
当然ここに夫婦の妊活や妊娠、出産などが重なってくると更に莫大な出費となります。明るい話題を暗い気持ちで迎える事にならないように、貯金はたくさんしてから戻りましょう。
●独身でUターン転職するなら迷わず実家に入りましょう
実家であれば、収入ないけど家賃は払わなければならないという事態にもなりません。
生活費の支出をグッと抑えることができます。余裕を持って転職活動にも取り組めるので実家住まいは超オススメです。
帰省後のお母さんのご飯は別格ですよ。
まとめ
Uターン転職で後悔したこと
・生活費が思ったより高い(特にガス代)
・けど給料は都心に比べ安い
後悔しない為の準備
以上になります。
Uターン転職を考えているあなたは、地元に戻り親孝行しようかなと考えている心の優しい人だと思います。
そんなあなたが帰省した時に安心して暮らせるよう、ぜひUターン前の準備をきちんとしておきましょう。
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